「3週間続ければ人生が変わる あきらめない心のつくり方」書影

3週間続ければ人生が変わる あきらめない心のつくり方

植西聰(ウエニシ アキラ)

新書判 192ページ

2014年05月15日発売

価格 1,100円(税込)

ISBN 978-4-408-59413-2

在庫なし

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今度こそ「続ける人」になる!

継続はやっぱり力になる。そうはわかっていても、新しいことはなかなか長続きしないもの。勉強やダイエット、禁煙など、続ければ良いとわかっていても、挫折するのはなぜでしょう? 挫折する理由はあなたの意志の弱さが原因ではありません。実は何か新しいことを始め、それを習慣にすることは、誰にとっても簡単なことではないのです。新しいことを習慣にするとは、これまで慣れ親しんだ古い習慣をやめることを意味するからです。たとえば、「夜寝る前、一時間読書をする」ことを新しい習慣にしたいと思ったら、「夜寝る前に晩酌する」というこれまでの習慣を変えなければなりません。読書の習慣を身につけることよりも、むしろ「テレビを観ながら晩酌する」という慣れ親しんだ習慣を捨てるほうが、その人に精神的なプレッシャーをもたらすのです。

しかし、21日間のがまんです。21日間がまんすれば、かつて自分が晩酌していたことなど忘れてしまいます。誘惑に惑わされることもなくなります。心が定まり、新しい習慣が脳や体に刻まれ、親しいものに変わるからです。ブッダは菩提樹のもとで、21日間にわたって瞑想した結果、悟りを得たと伝えられています。私は、この「21日」という日数はとても重要な意味を持っていると考えています。この「21日間」という日数は、ちょうど、心から迷いが消え、気持ちが定まるために必要な期間なのです。
本書では、様々な先人の知恵を紹介しながら、継続する人になるためのヒントを解説しています。

才能は「続けていく」ことで身についていく
21日間続けられたものは、その後も続いていく
「三日目が一番辛い」と知っておく
「相手に勝つ」よりも「自分に勝つ」努力を続ける
後悔とは後戻り、反省とは前進すること
不器用な人ほど、趣味が長続きする
力がない人ほど無謀な目標に挑戦したがる