ちょっと長い関係のブルース――君は浅川マキを聴いたか

喜多條忠編（キタジョウ マコト）

熱く、瞑く、重く、でも何かがあった“あのころ”、
そして、マキがいた……。

伝説の歌手・浅川マキをとおして60年代、70年代という“時代”を鮮やかに切り取ったエッセイ集。著者は加藤登紀子、小椋佳、山下洋輔、長谷川きよし、さらに喜多條忠、上野千鶴子、安西水丸、三田誠広など、あらゆるジャンルから総勢35名。浅川マキという存在を通じて彼らの鮮烈な想いが、それぞれの文体から伝わってくる１冊。