蕎麦の極意 池之端・蓮玉庵主人が語る江戸の粋・東京の味
澤島孝夫著(サワシマ タカオ)
新書判 224ページ
2008年12月10日発売
価格 838円(税込)
ISBN 978-4-408-59340-1
在庫なし
「蕎麦好き」も知らないとっておきの話
幕末に東京・上野池之端で創業して以来、蕎麦一筋に6代にわたって、のれんを守り続けてきた蓮玉庵。創業当初から多くの文人・芸術家・落語家から庶民にいたるまで、あまたの食通を魅了してきた。特に先代は「手打ちの名人」ともいわれ、その伝統の味は、今もしっかりと受け継がれている。心あたたまる楽しいエピソードをまじえつつ、蕎麦づくりの極意を明快に語り尽くす。
■第1章 老舗誕生――幕末の創業から戦後の混乱を乗り越えて
■第2章 蓮玉庵を愛した文人・芸人たち――坪内逍遙から池波正太郎まで
■第3章 江戸の味を今に伝える
■第4章 蕎麦屋の四季
■第5章 蕎麦の極意 その1 ソバと蕎麦粉
■第6章 蕎麦の極意 その2 木鉢、のし
■第7章 蕎麦の極意 その3 ゆでる、さらす
■第8章 蕎麦の極意 その4 汁を取る
■第9章 蕎麦の極意 その5 たねもの、変わり蕎麦、蕎麦がきなど
■第10章 蕎麦の極意 その6 蕎麦屋酒、のれん