親と闘った文豪 昭和の名作はこうして誕生した
山本祥一朗著(ヤマモト ショウイチロウ)
新書判 224ページ
2008年04月19日発売
価格 838円(税込)
ISBN 978-4-408-59308-1
在庫なし
昭和という時代、とくに戦前は、子どもにとって親は絶対的な権威ある存在だった。たとえいじめや抑圧にあっても、反抗することは許されなかった。だが、親とのそんな相克に悩みながらも、かえってそれをバネにして、作家として数々の名作を残した人たちも多かったのである。三島由紀夫、太宰治、坂口安吾、松本清張、水上勉、丹羽文男など、昭和の文豪17人の知られざるエピソードを綴ったユニークな一冊。