札沼線の愛と死 新十津川町を行く
西村京太郎著(ニシムラ キョウタロウ)
A6(文庫)判 304ページ
2020年04月07日発売
価格 748円(税込)
ISBN 978-4-408-55587-4
在庫あり
十津川警部、廃線の町で事件を追う!
著者「文庫版あとがき」特別収録
殺人現場に残された
血の十字が十津川を呼ぶ!
十津川警部が住む東京・三鷹で銃殺事件が。
現場の雪の上には、被害者の男が自分の血で書いたと思われる十字のマークが残されていた。さらに「殺された男は十津川警部に招待状を届けようとした」という女からの電話が。被害者は北海道新十津川町の人物と推理した十津川は現地へ飛ぶ。
そこでは地元路線の廃線が取りざたされ、魔法使いの噂が――。
第一章 血文字
第二章 終着駅は無人駅
第三章 三月二十六日
第四章 懸賞金
第五章 真実と嘘と
第六章 一つの約束
第七章 ある男の死
文庫版あとがき
解説 山前 譲