ホタル探偵の京都はみだし事件簿
山木美里著(ヤマキ ミサト)
A6判 272ページ
2016年06月02日発売
価格 652円(税込)
ISBN 978-4-408-55301-6
在庫あり
売れっ子作家の推理はいつ光る?
先生、謎解きの前に原稿をください!!
東京北区にある王子書房の新米編集者・黒木真央は、京都在住イケメン推理作家・夜光蛍一郎のサポートを命じられた。
が、現実は街から電車で2時間以上離れた村に住む偏食かつ偏屈な男の世話係。
劇場から消えた美男美女カップルの心中騒動、百人一首の札にこめられた秘密など、
事件が起こると「黄金の脳細胞で解決」と出張る夜光だがその推理は……。
山あいの村から祇園へ。暴走迷探偵×探偵助手が謎を追うコミカルミステリー!!
■第一話 「境界鳥 鳴かない鳥が死線を示す」
■第二話 「鳥辺山心中 Kの縁(えにし)が道行きを誘う」
■第三話 「恋路橋 弾けない楽器が哀歌(エレジー)を奏でる」
■第四話 「丹後 羽衣天女 悲運の美女が森を彷徨(さまよ)う」
■第五話 「河原左大臣 愛の歌留多(カルタ)が詠み人を待つ」
凸凹コンビが事件に挑む、全五話+敏腕編集者(?)真央による、「京都はみだし案内」を収録。