禿鷹の城
荒山徹著(アラヤマ トオル)
A6判 488ページ
2015年07月31日発売
価格 866円(税込)
ISBN 978-4-408-55242-2
在庫あり
小西行長、魔将と化す!
国の存亡を賭けた大勝負。
十六世紀末、太閤・豊臣秀吉が仕掛けた朝鮮出兵。狂信的キリシタン大名の小西行長は、加藤清正らライバル武将に先んずるため、首都漢城の争奪戦に暴虐の限りを尽くし進軍する。対する僧兵・元信(ウォンシン)が主導する朝鮮軍は圧倒的少数だが、驚きの秘策が……日本軍三万と朝鮮軍五千が激突した実在の戦闘「幸州山城の戦い」を材に、傑作『徳川家康』の主人公が活躍する、大興奮の歴史活劇巨編! [解説/ 細谷正充]
■第一章 取り残された男
■第二章 山から下りた男
■第三章 山に登った男
■第四章 悟りを得た男
■第五章 動き始めた男
■第六章 業火を燃やす男
■第七章 のめりこむ男
■第八章 勝負に出る男
■第九章 阿修羅と化す男
■第十章 煮えたぎる男
■第十一章 四天王と化した男
■第十二章 追いつめられた男
●あとがき
●文庫版あとがき
●解説 細谷正充