「霞を斬る」書影

霞を斬る 剣客旗本奮闘記

鳥羽亮(トバ リョウ)

A6判 288ページ

2014年10月04日発売

価格 612円(税込)

ISBN 978-4-408-55192-0

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市之介、絶体絶命!

待望の連続刊行第2弾! 目付影働き・市之介、絶体絶命!!
敵の刀が見えなくなる、秘剣「霞流し」を操る強者との一騎打ち。勝負の行方は!?

御納戸衆が殺された。凄絶な死骸だ。側頭部が割られ、傷口から頭骨が覗く。そのひと月ほど前、同様の太刀筋で、日本橋室町の老舗呉服店・相模屋の番頭も頭を割られた。さらに、事件を探っていた御用聞きも殺された。相模屋の倅の姿も見えないという。これらの事件の裏には巨魁の影が――。非役の旗本・青井市之介は、朋友・糸川俊太郎、佐々野彦次郎と共に、斬殺、誘拐、略奪の真実に迫る。『残照の辻』『茜色の橋』『蒼天の坂』『遠雷の夕』『怨み河岸』『稲妻を斬る』に続く、大人気シリーズ「剣客旗本奮闘記」第7弾! 文庫書き下ろし。

第一章 辻斬り
第二章 商売敵
第三章 秘剣
第四章 勾引
第五章 月下の死闘
第六章 影の巨魁