稲妻を斬る
鳥羽亮著(トバ リョウ)
A6判 288ページ
2014年08月05日発売
価格 612円(税込)
ISBN 978-4-408-55182-1
在庫あり
怒涛の連続刊行第一弾!
剣は滅法強いが、金と女にちと弱い。そんな目付影働き・青井市之介が、最強の敵に決闘を挑む!! 神田川沿いの樹蔭で、八丁堀同心の亡骸が見つかった。左腿と首が無残に斬り裂かれている。下手人は腕の立つ武士だ。殺された同心は、行徳河岸にある廻船問屋・本田屋の強請の件を調べていた。その裏には、御目付も恐れる巨悪の影が――。市之介は、朋友・糸川俊太郎、糸川の配下・佐々野彦次郎と探索に乗り出す。下手人は、必殺の剣「草薙の太刀」を操る強者だった。非役の旗本・市之介が巨悪に迫る。著者の鳥羽亮氏は「正義の剣と家族や友とのふれあいを楽しんで下さい」と語る。『残照の辻』『茜色の橋』『蒼天の坂』『遠雷の夕』『怨み河岸』に続く、大人気シリーズ「剣客旗本奮闘記」第六弾! 文庫書き下ろし。
■第一章 暗殺
■第二章 筒井屋
■第三章 草薙の太刀
■第四章 巨魁
■第五章 野望
■第六章 雷雲