人生計画の立て方
本多静六著(ホンダ セイロク)
A6判 248ページ
2013年05月16日発売
価格 660円(税込)
ISBN 978-4-408-55124-1
在庫あり
半世紀を経ていまなお光を放つ、本多哲学の集大成!
設計図なくしては、いかに老練な建築家も立派な家を造ることができないと同様に、まず「人生計画」を樹てることなくして、完全な意義ある人生を築き上げることは難しい――偉大な先人・本多静六が後世に生きる私たちに贈った処世訓。
幻の名著、初文庫化!
【本書に登場する本多静六の名言】
「私が平凡愚劣の生れつきをもって、しかも、なおかつ、割合に幸福感謝の長い人生を享楽し得たのも、ひとえにこれ、早くから自らの『人生計画』をたてて実行に努力してきたおかげである」
「人は学校をもってのみ物を学ぶ機会と考えているが、人生、学校で学び得るぐらいは知れたもの、職業の精進によって初めて本当の人格は磨かれ、広汎的確な生きた知識を獲得することになるのである」
「蓄財を通してわれわれは色々の蓄積法を学ぶ。力の蓄積、知識体験の蓄積、徳の蓄積等はそれであって、金銭の場合よりむしろ、この蓄積のほうが大事な場合がある」
「人間は活動するところ、そこに必ず新しい希望が生まれてくる。
希望こそは人生の生命であり、それを失わぬ間は人間もムダには老いない」
【解説者・本田健氏のメッセージ】
「多くの人が、手っ取り早く儲けてやろうと考えている現代にこそ、
こういう骨太な哲学が必要なのではないかと感じます」