緑の庭で寝ころんで
宮下奈都著(ミヤシタ ナツ)
四六判 344ページ
2017年12月08日発売
価格 1,760円(税込)
ISBN 978-4-408-53717-7
在庫あり
著者充実の4年間のあゆみを堪能できる、宝箱のようなエッセイ集!
ふるさと福井で、北海道の大自然の中で、のびやかに成長する三人の子どもたち。
その姿を作家として、母親として見つめ、
あたたかく瑞々しい筆致で紡いだ「緑の庭の子どもたち」(月刊情報誌「fu」連載)
4年分を完全収録。
ほかに、読書日記、自作解説ほか、宮下ワールドの原風景を味わえるエッセイ61編、
掌編小説や音楽劇原作など、単行本初収録の創作5編も収載。
本屋大賞『羊と鋼の森』誕生前夜から受賞へ。
そしてその後も変りなくつづく、愛する家族とのかけがえのない日々。
著者充実の4年間のあゆみを堪能できる、宝箱のようなエッセイ集!
地元の新聞社が月に一度発行する情報誌『fu』に、
二〇一三年からエッセイを連載してきた。
「緑の庭の子どもたち」という、子どもたちがテーマの文章だ。
本になるとは思っていなかったので、ずいぶんリラックスして書いている。
寝ころんで読んでもらえるくらいでちょうどいいなと思う。
読んでくれた方の夢も、きっといつのまにか叶っているに違いない。
これはしあわせのエッセイ集なのだ。 (「まえがき」より)
【本書の目次】
●まえがき
●一章 緑の庭の子どもたち 2013-2015
●大きな鳥(音楽劇原作)
●二章 日々のこと(暮らしの気づき、身辺の出来事)
●リトルピアニスト(音楽劇原作)
●三章 本のことなど(書評、本にまつわる文章)
● 左オーライ(掌編小説)
●四章 自作について(2014年以降に発表した作品の自著解説)
●椿(テレビ番組のための書き下ろし)
●五章 羊と鋼と本屋大賞 (『羊と鋼の森』執筆背景〜本屋大賞受賞まで)
●六章 緑の庭の子どもたち 2015-2017
●いまだよ(Nコン2017小学校の部 課題曲)