「十津川警部 八月十四日夜の殺人」書影

十津川警部 八月十四日夜の殺人

西村京太郎(ニシムラ キョウタロウ)

新書判 208ページ

2015年01月08日発売

価格 902円(税込)

ISBN 978-4-408-50546-6

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「終戦記念日」と連続殺人の闇!

あの日、日本で何が起きたのか!? 十津川警部が戦後70年の謎を追う!

「それ」は八月十五日ではなかった! 連続殺人の裏にある歴史の真相とは!? 都内のホテルで殺された女性は、伊勢神宮の吟行から帰ってきたばかりの俳句の先生だった。犯行があったのは八月十四日の深夜。手掛かりもなく、動機も見えない殺人事件に捜査は難航を極める。しかし、十年前に「八月十五日の殺人」と呼ばれる事件が起きていたとの情報があり、十津川警部は京都へ向かう。さらに二十年前にも「八月十五日の殺人」が……連続殺人事件の真相には戦争の影が!?

第一章 伊勢参り行
第二章 三条河原町
第三章 八回目の八月十五日
第四章 玉音放送
第五章 二千三百人の死
第六章 殺人者の顔
第七章 戦争その理不尽なるもの