果てなき死線

勝目梓著（カツメ アズサ）

ホテルの営業課長の浅田誠三は、経営不振のためリストラされた。家族は路頭に迷うことになり、闇金融に手を出し莫大な借金を背負う破目になった。妻は自殺、娘二人も風俗の世界へ。自暴自棄になった浅田は、闇金の黒幕暴力団組長に復讐すべくその娘を誘拐し、身代金を要求したが……その誘拐現場をひそかに目撃していた男が現れて―――。書き下ろし官能バイオレンス。