「天獄と地極楽」書影

天獄と地極楽

斎藤栄(サイトウ サカエ)

新書判 220ページ

2001年06月17日発売

価格 880円(税込)

ISBN 978-4-408-50380-6

在庫なし

オンライン書店で購入する

「この地獄のような生活をぬけだして、天国に行くには、これしかない。さようなら」
そんな遺書を残して、橋の上から首都高速へ飛び降りた18歳の少年は、二階堂警視の乗るタクシーにぶつかり、死亡。一方、神戸の二階堂日美子の許へ、鎌倉時代の友人で松山に住む京子から電話があった。「娘にストーカーがつきまとって困るから、松山へ来てほしい」と言う。松山と横浜を舞台にした二つの事件はやがて……! 天上の地獄、地底の極楽を描いた傑作ミステリー。