「ザ・ウエッジ・バイブル」書影

ワッグルゴルフブック ザ・ウエッジ・バイブル アプローチ&バンカー自由自在!

石井忍(イシイ シノブ)

全書判 176ページ

2017年05月20日発売

価格 1,078円(税込)

ISBN 978-4-408-45645-4

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アプローチ&バンカーがバツグンに上達する!

本書はショートゲーム、なかでもウエッジを使った距離の短いショットに
フォーカスしたレッスン書です。
ウエッジゲームはゴルフのなかでも比較的地味なテクニックですが、
スコアメイクのうえでは非常に大きな役割を担っており、
レベルに関係なくとても重要な意味をもっています。

みなさんは自分のパーオン率がどのくらいかご存知ですか?
トップアマレベルでもそうそう5割は超えないでしょう。
平均スコアが100程度の人ならせいぜい2~3割。
1ラウンドでパーオンしたホールが2つか3つということもめずらしくないはずです。
だとすると、ほとんどのホールはウエッジを使ってグリーンを狙っていることになります。
OBやハザード以外での大叩きの多くは、
このウエッジゲームで発生していると言えるのではないでしょうか。
アマチュアゴルファーのプレーを見ていると、
ウエッジの守備範囲でのスコアの取りこぼしが非常に多く、
そこを見直すことで大きくスコアアップできる人がたくさんいます。

ウエッジワークのレベルアップは、スイング改造ほどの大手術は必要なく、
はるかに短時間で確実にスコアアップにつながります。
なぜならウエッジワークは、比較的小さな動きであるため、
動きの方向やコツを理解したり余計な動きを抑えたりするだけで
精度や再現性が大きくアップしやすいうえ、
構えや考え方を見直すだけで得られる効果もロングショットに比べて大きいのです。

本書では打ち方のレッスンよりも「どのように考えるべきか」という基本的な概念や
思考プロセスなどに重きを置いて説明しています。
状況に応じて適切な答えを導き出すための「公式」とも言うべき
基本概念を理解することが重要なのです。
そして、ウエッジゲームの上達を目指すのであれば、
感性を捨ててマシーンになることを目指してください。
感性が大きな部分を占めていると思っている人が多いのですが、実はそうではありません。
正確性と再現性の高い機械のような動きこそがすべての土台となり、
それがあってはじめて「公式」を当てはめることができるのです。

【目次】

第1章 ウエッジワークの基本「2つのアプローチ」
第2章 ウエッジワークのキモ「距離感」
第3章 ミスはどうして起こるのか?
第4章 ウエッジの機能と選び方
第5章 コースで役立つ応用ウエッジワーク
第6章 ウエッジワークのマネジメント