思考の違いが勝負の分かれ道になる! 野球メンタル強化メソッド
若山裕晃著(ワカヤマ ヒロアキ)
渡辺英児著(ワタナベ エイジ)
四六判 192ページ
2017年05月31日発売
価格 1,540円(税込)
ISBN 978-4-408-45644-7
在庫あり
野球はメンタルが9割!
結果はコントロールできないもの。
自分がコントロールできることだけに集中する!
野球をするうえで、“メンタル”が技術や身体能力と同様に重要なものであることは
誰もが認識していることでしょう。
しかし、技術や身体能力を高めるトレーニングと同じように、
日頃、メンタルのトレーニングに力を入れているかと問われたら、どうでしょうか?
2016年秋、私はアメリカのアリゾナ州で、
メジャーリーグのある球団の秋季教育リーグを視察する機会に恵まれました。
そこでは、選手たちがいくつかのグループに分かれて、ローテーションでキャッチボール、
フィールディング、バント練習などさまざまな課題に取り組む中、
メンタルトレーニングもプログラムのひとつとして展開されていたのです。
日本ではあまり見られませんが、アメリカでは、メンタルトレーニングも技術練習や
フィジカルトレーニングと同様、実戦に直結するトレーニングのひとつだと
捉えられているのだと感じました。
本書では、「試合で実力を発揮する」ことを最大の目的として、
できるかぎり実戦に結びつけやすい形のメンタルトレーニングをご紹介します。
この本が、メンタルトレーニングを〝日頃の練習の一部〟と
認識していただけるきっかけになれば非常にうれしく思います。
(本書「はじめに」より)
●自分の力を出し切るためのメンタルコントロールとは?
●ミスは起こるもの。ミス後の立て直し方が重要
●緊張(プレッシャー)は自分でコントロールできる
●カラダを思いどおりに動かせる「フロー」状態のつくり方
●「普段のルーティン」と「切り替えるためのルーティン」を準備する
●投手、打者、守備、それぞれのルーティン
●「身体的」「視覚的」「言語的」の3つのルーティンを使い分ける
●カラダをリラックスさせる「腹式呼吸」と「筋弛緩法」
●目標設定がやる気と結果を引き出す
●実戦に強くなれる「ランダム練習法」
【目次】
第1章 思考の違いが勝負の分かれ道
第2章 野球はメンタルの影響が大きいスポーツ
第3章 メンタルは強くできる!
第4章 自分に合ったルーティンを見つける!
第5章 〝心地悪い〟練習こそ大事!
第6章 目標設定がやる気と結果を引き出す!