負け組の日本史 蘇我氏、平家、南朝、足利家、関ケ原西軍……その後どうなった?
山本博文監修(ヤマモト ヒロフミ)
全書判 192ページ
2017年04月21日発売
価格 880円(税込)
ISBN 978-4-408-45637-9
在庫あり
知られざるもうひとつの日本史
蘇我入鹿、新田義貞、石田三成、徳川慶喜……
日本史の流れを変えるターニングポイントで敗れた物や家族は、その後、どうなったのか?
しぶとく生きのびた者、意外にも出世した者、いつの間にか消えていった者、
そして現代まで続いている者……敗者がたどった、知られざるもうひとつの日本史。
「平家にあらずんば人にあらず」。
そう言った平時忠がちゃっかり生きのびた!
滅びたのは一部の系統のみ!
頼家、実朝兄弟の悲劇と「源氏」のその後
足利尊氏に敗れた後醍醐天皇の皇子たち。その数奇な運命を追う
あの石田三成の子孫が生きのび、江戸時代に大名になったという摩訶不思議
朝敵になった皇族「輪王寺宮」。その後の波乱万丈すぎる生涯
30年以上の諸国を放浪したのち大名に返り咲いた小笠原氏の執念
信長の追跡を逃れ、豊臣秀頼の弓矢の師範となっていた六角義治
じつは京都に戻り大名になっていた!足利義昭の意外な後半生
真田幸村の子どもは父と激闘をくり広げた伊達政宗にかくまわれていた
天武天皇に敗れた大友皇子の子が、そのまま皇室に残って重鎮となっていた!
将軍を辞めた徳川慶喜は、維新後に将軍時代より官位が上がっていた!
会津の悲劇「白虎隊」。その生き残りが海軍大将にまで出世!
応仁の乱で争った山名氏と細川氏の存在感が薄くなったワケ
天敵の「北城」に2度までも滅ぼされた相模の雄・三浦一族の悲劇
家康に保護されるも静かに消えていった超名門・武田家の名跡
勝ち組だった12万石の大名・里見家のさみしすぎる最期
大活躍したはずの「賤ヶ岳七本槍」。その後は1勝6敗の負け組だった!
源頼義、義家に滅ぼされた安倍氏の子孫は、なんと総理大臣!
謀反人・明智光秀の子孫は、あの人気ラジオDJだった!
日本の偉人の代表格・坂本龍馬の子孫は、現在、どこで何をしている?
大河ドラマの主役「西郷どん」の子孫は陶芸家になっていた!
……など収録多数!