「ハンドボール 基本と戦術」書影

ハンドボール 基本と戦術

酒巻清治監修(サカマキ キヨハル)

A5判 208ページ

2016年09月09日発売

価格 1,650円(税込)

ISBN 978-4-408-45604-1

在庫あり

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必要なのは、攻守で活躍できる頭脳と技術!

ルール改正に対応した最新理論が満載の、いちばん詳しいハンドボール指南書決定版!

「ハンドボールは本来、ボールを持っている方が有利なスポーツです。
 攻撃の判断さえ間違えなければ、理論上は毎回の攻撃で得点できるはずです。
 しかし守りで2対2のマークの受け渡しが完璧であれば、理論上は失点を防げます。
 明らかに矛盾していますね。

 でも、それでいいのです。
 私が教えるOFは「最強の矛」であり、私が教えるDFは「最強の盾」です。
 最強の矛と最強の盾がぶつかった時、そこに「駆け引き」が生じます。
 駆け引きがあるから、勝ったり負けたりの繰り返しになるのです。

 相手に守られた時には「そっちがそう来るなら、次はこの手で」と思いますし、
 駆け引きを工夫するから、点が入った時の喜びも大きくなります。
 そういった「やりとり」がハンドボールそのものです。
 (…)全力で走って、跳んで、投げる、ハンドボールの爽快感もありますが、
 「知的格闘技」の要素をもっと楽しんでほしいと思います。」

(「おわりに」より)

Lesson1 シュート
Lesson2 パス
Lesson3 フェイント
Lesson4 コンビネーション
Lesson5 ポジションスキル
Lesson6 ディフェンス
Lesson7 システムごとの守り方、攻め方
Lesson8 ゴールキーパー
Lesson9 トレーニング