「ロジャー・フェデラー伝」書影

ロジャー・フェデラー伝

クリス・バウワース(クリス バウワース)

渡邊玲子(ワタナベ レイコ)

四六判 328ページ

2016年08月31日発売

価格 2,090円(税込)

ISBN 978-4-408-45602-7

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伝説のプレーヤーはいかにして生まれたか? テニス界のレジェンドの過去、現在、そして未来

テニス史上最高のプレーヤーは誰だ?
コート脇やバーなどで語り合う人々も多いだろう。
ボルグ? マッケンロー? エドバーグ? サンプラス?

この手の話は時間が経つのを忘れて盛り上がる。
いわゆる“ビッグ4”、ジョコビッチ、マレー、ナダル、フェデラーが
世界のテニス界の頂点に君臨して久しい。彼らは史上最強と言われるだけでなく、
コートの外でも素晴らしい人間として高く評価されている。

特にフェデラーは伝統と格式を重んじるウィンブルドンに最もふさわしいテニスプレーヤーとして、
世界中の多くのファンの心を掴んで離さない。

テニスマニアならご存知だろうが、フェデラーも若い頃は試合中にラケットを投げたり、
暴言を吐いたりと、やんちゃな少年だった。
そこからいくつかのきっかけを経て、テニス界を良くしたいと考えるようになり、
意識を変え、態度を変え、人格者に進化していった様子が本書には書かれている。

そして伝説となった数々の試合、そしてその舞台裏の描写も、ファンにはたまらない。
そう遠くない将来、フェデラーにも引退を迎える時が来るだろう。
テニス界以外でも大きな影響力を与え続け、
また新たな顔を見せてくれるであろうこのスーパースターから、今後も目が離せない。

序章
第1章 チャンピオンの少年時代
第2章 プロへの転向
第3章 グランドスラム・チャンピオン
第4章 大敵ナダル
第5章 ビッグ4
第6章 最高のプレーヤー