知れば知るほど面白い! 「その後」の関ヶ原
二木謙一監修(フタキ ケンイチ)
新書判 240ページ
2015年07月02日発売
価格 880円(税込)
ISBN 978-4-408-45562-4
在庫あり
敗軍の将、石田三成の子孫は江戸時代を生き抜いていた!
日本史最大の合戦を生き延びた武将と
その家族61人が歩んだ、関ヶ原「後」の人生とは――
慶長5年9月15日、関ヶ原。徳川家康率いる東軍と、石田三成率いる西軍が相見えた「天下分け目の戦い」はわずか8時間足らずで決着する。日本で最も有名であり、誰もが知っている戦いだが、生き延びた武将たちの「その後」についてはあまり知られていない。東軍、西軍、それぞれの武将たちとその家族の「その後」の人生を解説する。
■関ヶ原前史―秀吉の死後に表面化した豊臣家の内部分裂
■合戦勃発―すでに決していた勝敗の行方
■小西行長―親友石田三成とともに迎えた壮絶な最後
■長束正家―やむを得ず西軍に与し、この世に散った能吏
■真田信繁―家康の心胆寒からしめた大坂城攻防戦
■上杉景勝―受け継がれた上杉家栄光の歴史と誇り
■徳川家康―すでに手を打っていた豊臣家滅亡への布石
■真田伸之―江戸時代までつながった真田家の系譜
■柳生宗矩―剣に生き、剣で成り上がった柳生一族
■黒田如水―賢すぎる息子に残した君主たる者の心得
■淀殿―最愛の子・秀頼に殉じた天下人の母 ほか