ハメス・ロドリゲス 信じる
ネルソン・フレディ・パディーリャ著(ネルソン フレディパディーリャ)
金関あさ訳(カナセキ アサ)
ゴンサロ・ロブレド訳(ゴンサロ ロブレド)
四六判 264ページ
2015年08月06日発売
価格 1,760円(税込)
ISBN 978-4-408-45556-3
在庫なし
若きファンタジスタはいかにして生まれたのか?
決してサッカー強豪国とは言えない南米コロンビアの片田舎に生まれたハメス・ロドリゲス。母親が「生まれたときすでにサッカー選手だった」と表現するように、幼いころからサッカーのことばかり考えている少年だった。
コロンビアでプロデビューをしてからアルゼンチン、ポルトガル、モナコとキャリアを進めて臨んだ2014年ブラジルW杯では、コロンビア代表の10番を背負い、史上最高となるベスト8進出に貢献する。大会得点王にも輝き、無名の選手から一躍ブレイク。大会後にはスター軍団レアル・マドリードのオファーを受け、名実ともにトップ選手の仲間入りを果たした。
本書は、そんな彼が世界のトップへと上り詰めた成長の軌跡を、母国コロンビアの実力派ジャーナリストが描く。家族や幼少期のチームメイト、コーチたちへの綿密な取材により、ハメス・ロドリゲスのサッカーへの情熱、ひたむきさ、誠実さ、家族や友人への愛情など、若くして一流のサッカー選手に成り得た人間性が見える。弱冠24歳。これから多くの熱狂を生み出すであろう、若きファンタジスタの原点がここにある。
■第一章 サッカーとの出会い
●フィクションと現実の狭間で
●ボールと感情
●最強のチーム
●国を知り、海を知る
●負けず嫌いな少年
■第二章 プロ生活のスタート
●巨大トロフィー
●サッカーで食べていくのは楽じゃない
●コロンビア版メッシ
●父ハメスの告白
■第三章 挫折と成長
●どこでプロになるか
●バンフィエルドとホームシック
●本書のきっかけ―ラ・ボンボネーラ・スタジアムにて
●ドラゴンの精神
●億万長者で頼りになる父親
■第四章 世界のトップへ
●代表チームの10番がW杯の最優秀選手に
●冷たいモナコから熱いレアル・マドリードへ
●友人たちのその後。そして、ハメスの未来は?
●ハメスと日本。【日本語版記念書き下ろし】