「バスケットボール 基本と戦術」書影

バスケットボール 基本と戦術

近藤義行監修(コンドウ ヨシユキ)

A5判 208ページ

2015年01月29日発売

価格 1,540円(税込)

ISBN 978-4-408-45540-2

在庫あり

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市船バスケットボール部のの練習法・指導法を大公開!

バスケットボールがうまくなるためには、「基本」を大事にすることが欠かせません。一度できるようになっても、別の難しいプレーを覚えるとともに「基本」を忘れてしまいがちです。それだけに反復練習し、習慣にすることが大切です。みなさんは難しいプレーができる選手を見て、『すごい!』って思うかもしれません。でも上手な選手は難しいプレーをしない、ともいえます。つまり…。

いいプレーヤーは、基本プレーを正確に速く行っている――。

それが私のイメージするトッププレイヤーです。だからこそ中学・高校生のプレーヤーには「基本」を大事にしてもらいたいと強く感じます。バスケットボールを始めてから基本を覚え、それを試合で通用させるためにはもう一つのキーワードである「戦術」が浮上します。いい換えると…。

練習で培った基本をいかに「相手がいる対人の状況」で使える戦術へと発展させていくか――。

そこで「1対1」の個人プレーだけでなく、「2対2」におけるコンビネーションの構築の仕方、さらにチームプレーへとつなげられるように「3対3」まで触れようと思います。それらを通常の「5対5」の試合で活かすだけでなく、最近世界的に盛り上がりを見せる「3×3(スリーバイスリー)」のゲームでもフルに活かしてほしいと思っています。試合状況を強く意識しつつ、そこから逆算して練習内容を組み立てることによって、基本プレーにみがきをかけることができます。本書が「基本と戦術」の両面に目を向けるきっかけになれば、とてもうれしく思います。

第1章 「1対1の基本」
第2章  「ボールを持ってからの1対1」
第3章 「ドリブルを有効に使う」
第4章 「シュートバリエーションを備える」
第5章 「2対2の攻略法」
第6章 「3対3の攻略法」
第7章 「攻撃側が嫌がるディフェンス力を備える」
第8章 「フロアレベルのトレーニング」