雅ノート 勝負師としての相撲哲学
雅山哲士著(ミヤビヤマ テツシ)
四六判 208ページ
2014年01月18日発売
価格 1,572円(税込)
ISBN 978-4-408-45487-0
在庫なし
勝負の世界に生きた男の力士ノート
相撲は心理戦だ。そう語る著者は、なぜ35歳を超えて相撲を取り続けられたのか。相手を徹底的に分析し、勝機を見いだす。根性論だけではない勝つための相撲論! 元大関・雅山が教える勝つための術がわかる。
■第一章 「引退する」ということ
●誓いの年
●琴奨菊からの手紙
●最後の勝ち名乗り
●苦しんで手にした白星
■第二章 水戸のガキ大将
●4500gの男の子
●初めての相撲大会
●尾曽さんとの出会い
●憧れだった琴椿関
●高見盛との初対戦
●武双山関の強さ
●中学横綱への道
●自分で考えさせる指導法
●もっと強くなりたい
●一流の人が持つ哲学
■第三章 「平成の新怪物」と呼ばれて
●明大相撲部へ
●親父が入門に反対した理由
●2場所連続幕下優勝
●十両の「門番」
●平成の新怪物と言われて
●ザンバラ髪の幕内力士
■第四章 大関の呪縛
●貴闘力関のプロ根性
●大関への道
●周りの厳しい目
●やり直すチャンス
●若竹色のまわしに込められた思い
■第五章 大関復帰を目指して
●貴乃花関、現役最後の場所
●親父の死
●白鵬関との優勝決定戦
●大関昇進見送り
●つらかったおふくろの死
■第六章 ノートの存在
●作り上げた人間像
●豪栄道の強さ
●稀勢の里のハート
●心の強さとは
●大久保さんからのアドバイス
■第七章 新たなる相撲界へ
●相撲の見方が変わった
●はたきは技術
●モンゴル、ヨーロッパ出身力士たちへの対応
●スポーツ選手の引き際
●引退に追い込む記者
●次男・雅高の死