病院で使う言葉がわかる本
中川恵一監修(ナカガワ ケイイチ)
蓮岡英明監修(ハスオカ ヒデアキ)
和田ちひろ著(ワダ チヒロ)
A5判 272ページ
2010年09月28日発売
価格 1,650円(税込)
ISBN 978-4-408-45301-9
在庫なし
その病気に関する言葉、あなたは誤解して覚えていませんか?
「安静と医師に指示されても、ベッドの上で座るくらい大丈夫」
「緩和ケアをすすめられたということは、末期がんなのか…」
一見、何も間違えていないように思えますが、これらは「安静」「緩和ケア」の意味を正しく理解していない典型的な例です。実は病気や病院に関する言葉は、普段聞き慣れていないからか、誤解して覚えていることが多くあります。でも、単なる言葉の誤解だと、軽く考えるのは危険です。健康や命に関係する言葉だけに、これらの誤解は、余計な心配を生んだり、医師に対して不信感を持ったり、正しい治療が受けられないといった事態を引き起こすことがあるのです。
本書では、医療者と患者の間で誤解が生まれやすい言葉を掲載、その誤解例と正しい意味をわかりやすく解説します。正しい医療を安心して受けるために、すべての患者必携の書です!