教科書ではわからない遺伝子のおもしろい話
林崎良英著(ハヤシザキ ヨシヒデ)
新書判 208ページ
2009年04月17日発売
価格 838円(税込)
ISBN 978-4-408-45212-8
在庫なし
今、「遺伝子」の常識がくつがえっている――。
かつては「DNA」を中心に考えられていた遺伝子の定義。今、それが揺らいでいる。ヒトの遺伝子の数も数えるごとに、いまだに減り続けている。その、揺らぐ背景にあるのが「RNA」という物質。実は最新の研究では、生命をコントロールしているのは「RNA」だと思える発見が相次いでいるのだ。しかも、その「RNA」は今まで「ジャンクゲノム」として扱われていた物質だった。本書では、そもそも遺伝子とは何なのか、その研究の歴史や仕組みをわかりやすく解説するとともに、最新の遺伝子事情をレポート。そして注目を集める「RNA」という物質の謎を紐解いていく。