「暗天街幻想奇録」書影

暗天街幻想奇録

壺也(ツボナリ )

A5判 146ページ

2018年08月09日発売

価格 1,782円(税込)

ISBN 978-4-408-41505-5

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レトロ奇天烈画家・壺也の商業初単行本!
オールカラーのコミック&イラスト集!

人間と妖(あやかし)が共存する閉ざされた島・暗天街の
真実を記録する若き情報屋の運命とは――


ここは人間と妖が共存する街―――暗天街
孤島であり、ひとつの街。
外界との交信も途絶え、妖の巣窟となり果てた街は法も秩序もなく、スラム地域も珍しくない。
そんな閉ざされた街ではあるが、人々は強く朗らかに日々を過ごしている。ただ、この街には謎に包まれたことと、知ってはいけないことで溢れている。
知りたいと思っていても、真相へは辿り着けなかったり、
辿り着いたとしても、代償がつきまとう。
「街は何かを隠している」
そう感じた若き情報屋が、その責務として真実を記録しようとする中で聞いたのは
「この街には“人間問屋”が在ると云う」
という噂だった。

果たしてその真相は? そして情報屋の運命は?
期待の俊英が圧倒的画力で魅了するオールカラーのコミック&イラスト集。
美麗イラストと描き下ろし漫画54ページで構成する144ページ!

【内容紹介】
第一章……郵便屋
第二章……鴉屋と鳩屋
第三章……殺し屋煙管
第四章……彩蟲師
第五章……踊り子と筆屋
第六章……人と妖
少憩………ニアの近況報告
第七章……人間問屋
※各章にミニコラム付き

まるで自分も其処に住んでいると錯覚するほどのディテールまで描かれた「暗天街」。
独特の世界観に浸りながら、退廃的な街での時間をお楽しみください!