猫なんかよんでもこない。その3
杉作著(スギサク )
A5判 144ページ
2013年10月31日発売
価格 990円(税込)
ISBN 978-4-408-41177-4
在庫あり
猫の一生は短い。だから覚えておこう。なにもかも。
猫好き必読の感動コミック第3巻!
オレはひろった子猫をポコと名付けた。チン子は猫のくせに猫ギライで、ポコが近付くとシャーシャーと威嚇しまくる。気になる女性ウメサンは「もう子猫をひろうな」と言っていた。オレはウメサンに知られないよう、こっそりとポコの里親探しをはじめた。
友達や動物病院、仕事先、ファンの人とあらゆるツテをあたってみたが、なかなか里親はみつからない。ポコはどんどん成長し、しかも毎日生活をともにしているうちに、オレとチン子にすっかりなついてしまう。チン子に嫌われていても、ハハオヤだと思って後をついていくポコ。オレの肩によじのぼり、耳たぶをオッパイ代わりに吸うポコ。正直いってオレは、ポコがかわいくてたまらなくなっていた。
そんななか、ウメサンにポコをひろったことがバレてしまう。電話口の声はあきらかに怒っている。動揺しながらいいわけを重ねていると、外でポコがノラ猫に襲われている声が…!