本多静六 日本の森林を育てた人
遠山益著(トオヤマ ススム)
四六判上製 300ページ
2006年09月25日発売
価格 2,420円(税込)
ISBN 978-4-408-39592-0
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林学者・本多静六 初の評伝
「蓄財の神様」としていま脚光を浴びる本多静六が、明治から昭和にかけて全国各地で手がけた林学者としての仕事をまとめた、初の書き下ろし評伝。近代日本の知られざる業績に、歴史・自然科学の両面から光を当てた価値ある一冊。著者はお茶の水女子大学名誉教授(生物学)で、本多静六の縁戚。
■序章 本多静六小伝
■第一章 鉄道防雪林の創設と育成
■第二章 清澄演習林の創設
■第三章 日比谷公園の誕生
■第四章 水道水源林の育成
■第五章 赤松亡国論の真意
■第六章 明治神宮の森づくり
■第七章 わが国における国立公園設置運動
■第八章 埼玉県有林と本多育英会
■第九章 都市公園設計の思想
■第十章 由布院温泉の発展と本多静六