ダイアナ 王室警護官が見た「英国のバラ」の秘密
ケン・ウォーフ著(ケン ウォーフ)
ロバート・ジョブソン著(ロバート ジョブソン)
藤野邦夫訳(フジノ クニオ)
四六判上製 325ページ
2003年08月08日発売
価格 2,090円(税込)
ISBN 978-4-408-39531-9
在庫なし
ダイアナ妃については生前から多くの本が出ましたが、2002年秋にイギリスでベストセラーとなった本書は、従来の暴露本とは違う重みを持っています。それは、著者ケン・ウォーフがダイアナ妃の警護官をつとめたロンドン警視庁の元警部で、これまで誰も語ることのなかった王室内部での出来事がスリリングに描いた前代未聞の著作だからです。チャールズとダイアナそれぞれの愛人関係や、夫や王室から孤立した王妃の苦悩だけでなく、その愛すべき人柄についても共感を込めて描いていますが、あまりに赤裸々な内容に、英国王室やロンドン警視庁は公式に不快感を表明するなど、本国では大反響を呼びました。謀殺説を明快に否定した氏の見解も必読です。
本文293頁+口絵32頁