スモール・サクリファイス(下) ママがわたしを撃った
アン・ルール著(アン ルール)
曽田和子訳(ソダ カズコ)
四六判上製 398ページ
2002年05月16日発売
価格 2,046円(税込)
ISBN 978-4-408-39491-6
在庫なし
これが本当に実話なのか?! 息もつかせぬ面白さ!
アメリカで100万部突破のベストセラー、犯罪ノンフィクションの大作『スモール・サクリファイス』が上・下巻同時刊行!
マスコミを手玉にとり、市民を味方につけてあくまで“悲劇の母親”を演じ続けるダイアン・ダウンズ。捜査は難航したが、検事ヒューギは執念でダイアンを追いつめる。
そして裁判。当初は陪審員や傍聴人の多くが母ダイアンに同情的だったが、瀕死の重傷から奇跡的に回復した長女クリスティが証言台に立ち、母親を前に証言する。「ママがわたしを撃った」と。ついに有罪となったダイアンは収監されるが、事件はそれでは終わらなかった――全米を震撼させ、のちに三大ネットワークのひとつABCでテレビ映画化もされたこの事件と主人公の凄まじい人生を、著者アン・ルールは驚くべきエネルギーで取材し尽くし、読む者を圧倒する。下巻には、本書読者のためにアン・ルールが特別に寄せた「日本語版読者へのメッセージ」を収録。
スモール・サクリファイス(上)