「マラソン腕振り革命 ターンオーバー理論で驚くほど推進力がアップする!」書影

マラソン腕振り革命 ターンオーバー理論で驚くほど推進力がアップする!

みやすのんき(ミヤス ノンキ)

四六判 216ページ

2021年02月01日発売

価格 1,650円(税込)

ISBN 978-4-408-33958-0

在庫あり

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5年連続現役サブスリー漫画家が
精魂込めて書き上げたシリーズ第五弾!

5年連続現役サブスリー漫画家が精魂込めて書き上げたシリーズ第五弾!今回はマラソンの「正しい腕の振り方とは何か?」というパンドラの箱を開く!

みなさんは自分の腕振りに自信がありますか?しっかりと地面に力を伝えられていますか?ただ何となく振っていませんか?

みなさんはランニングの指導で以下の言葉を聞いたことがあると思います。
「腕をしっかりと振って骨盤に伝えましょう」
「腕を強く振れば足のストライドが伸びます」
「後ろに大きく肘を引けば大きく足が出ます」
「胸を張って元気よく腕を振りましょう」
「肩甲骨から動かすように腕を振りましょう」
でもマラソン世界記録保持者エリウド・キプチョゲ選手のランニングフォームを見ていて不思議に思ったのです。「何でケニア人はこうも腕を抱え込んで振るのだろう」と。対して日本人は割と腰より下まで大きく肘角度をひろげて腕を振る選手が多いです。確かに推進力を増すためには大きくひろげて強く振った方がいいのではと思えます。実際、駅伝やマラソンのテレビ中継で日本人選手に対して「しっかり力強く振れてますね!」と大きな腕振りを褒める解説をよく耳にします。

一方でランニングの腕振りはその人の骨格や筋肉のつき方、体型や手足の長さなどで生まれつき決まっているといわれます。「だから直してもしょうがないんだ」とまことしやかにいわれてきました。でも果たしてそうなんでしょうか。

短距離走の選手のランニングフォームはほとんど画一ですが、長距離走の腕振りは個々の選手でかなりバラバラです。理由は長距離走は走るスピードが遅いからです。個人の癖が入り込む時間的な余裕があるのです。そして長距離走はランニングフォームの冗長性により、余計な力みが抜けてランニングエコノミーにつながることも多いのです。実は腕振りこそ後天的要素が大きく関わってくるのです。

腕振りにおいても最適解は存在するのは厳然たる事実。世界のエリート選手の洗練された腕振りにはとある二つの挙動が、足の地面への着地をキッカケとして明確にあらわれます。市民ランナーはその挙動がない人が多く、さらに無駄な動きが入っています。推進力を著しく爆上げできる腕振りを身に付ければこれまで以上に走るのが楽しくなります。ターンオーバー理論を本書でいち早く身につけてライバルに差をつけましょう!