身長差で負けない バスケットボール勝利術
金子寛治著(カネコ ヒロハル)
四六判 176ページ
2019年11月19日発売
価格 1,650円(税込)
ISBN 978-4-408-33901-6
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「高さ」に着目して、様々な角度から検証
床から3メートル5センチのところにリングがあるバスケットボール。
身長の高い選手や高く跳べる選手、腕の長い選手がアドバンテージを握っているのは間違いありません。
ただ…高さで上回っているチーム・選手が必ず勝利を手にするかというと、そうとは限りません。
そこで本書では、この「高さ」に着目して、様々な角度から検証してみたいと思います。
「高さ」のある選手、およびチームに対してどう戦えばいいのか――。
「高さ」のある選手、およびチームはどのようにしてその高さを活かせばいいのか――。
そしてどうすれば「高さ」を備えられるのか――。
【主な内容】
●「高さ」に対する基本的な考え方
高さのある選手が有利とされるバスケットボール。では、高さがあれば試合で勝てるのか――。そもそも「高い」とは何センチ以上の選手を意味するのか。まずは「高さ」について様々な角度から見つめてみよう。
●個々のオフェンススキルを見直す
練習ではシュートが決まるのに、試合になると決まらない。その要因の一つは、大きな相手によるシュートブロックだ。それをかわせるような技術を身に付けて、高さに屈しない攻撃力を装備しよう!
●チームで高さを打ち破る
1対1で勝つことは重要な意味を持つが、バスケットボールが5人対5人のチームスポーツであることを忘れてはならない。1人で攻めきれない場面では、チームメートと協力して攻撃することも可能だ。そうしたチームオフェンスが高さを打ち破るきっかけを作る。
●スクリーンプレーを整理して正しく理解する
チームオフェンスの最重要ポイントとなっているスクリーンプレー。その攻撃バリエーションは多彩で、しっかりと整理して覚える必要がある。コート上の5人がチームとしての狙いを明確にし、連動することで高確率のシュートチャンスを作ることができるのだ。
●チームディフェンスで対抗する
速い展開の平面バスケットを展開するポイントとなるのがディフェンス力だ。1対1を基本とするマンツーマンディフェンスで対処しながら時には相手に「罠」を仕掛けるなど戦術・戦略面で工夫する。チームディフェンスも武器にして高さと対峙しよう。
●高校でゾーンディフェンスを覚える
●リバウンド、ルーズボールで粘る ほか