日本人ならおさえておきたい 1分間万葉集
石井貴士著(イシイ タカシ)
四六判 128ページ
2019年06月13日発売
価格 1,100円(税込)
ISBN 978-4-408-33872-9
在庫あり
これはわかりやすい! 「令和」の必読書!
~著者からのメッセージ~
「万葉集に興味を持った。わかりやすい本があったら、読んでみたい」
そう考えた方は、多いのではないでしょうか。
2019年5月1日から、元号は、「令和」になりました。
「令和」というのは、万葉集の巻五「梅花の歌 三十二首并せて序」の
「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」
という部分から引用されたものです。
「令和」の典拠となった万葉集の巻五「梅花の歌三十二首并せて序」を書いたのは、
大伴旅人(おおともの・たびと)です。
大伴旅人の家の梅園で、山上憶良ら、およそ30人が集まり、
梅の花を囲む「梅花の宴」が催されました。
そのときに詠まれた歌「32首」に対する序文が、この序文だったのです。
「万葉集について、最低限常識として知っておきたいな」という方は、とても多いでしょう。
大学受験においては、「令和」の時代は、『万葉集』が頻出になるでしょう。
試験に出る可能性が高いので、中学生・高校生は、万葉集の勉強は必須となります。
また、せっかく万葉集が元号の典拠になったのだから、
これを機会に『万葉集』を味わいたいという方もいらっしゃるでしょう。
そこで、この本では「知識編」と「和歌編」に分けました。
「知識編」では、万葉集に関する時代背景や、有名な歌人について解説します。
「和歌編」では、有名な和歌について、現代語訳をつけました。
この本1冊で、万葉集の基礎はマスターできるようになっています。
せっかく、「令和」という元号の時代に生きる訳ですから、
元号の典拠となった『万葉集』を学んだほうが、この時代を味わって生きることができます。
一緒に、万葉集を学んでいきましょう。