スポーツ審判メンタル強化メソッド
村上貴聡監修(ムラカミ キソウ)
四六判 224ページ
2019年01月31日発売
価格 1,650円(税込)
ISBN 978-4-408-33845-3
在庫あり
「審判スキル」が格段に上達する
スポーツ審判のための初めてのメンタル強化読本
「試合中に選手がクレームを言いにきたらどうしよう」
「今日の試合を担当するのはちょっと気が重いなぁ」
そんな悩みを抱えている審判員のために、メンタルを強化し、
審判スキルを高める方法を解説したのが本書です。
メンタルは、鍛えれば強くなります。
本書では、誰でもすぐに取り組めるメンタルトレーニングを紹介しています。
トップレベルから学校体育やクラブ活動、地域チームなどで審判を務める方まで、
本書で紹介するメンタルトレーニングをぜひ活用してください。
ストレスやプレッシャーに適切に対処すれば、
審判としてのパフォーマンスは飛躍的に向上します。
また、現役で活躍しているトップレフェリーへのロングインタビューを掲載しました。
各競技種目のトップレフェリーがどんな心理状態で試合に臨んでいるのか。
貴重なコメントを参考にしていただけると幸いです。
トップレフェリーインタビュー掲載!
【サッカー】西村雄一
「試合終了後に、両チームの選手が気持ち良くその結果を受け入れてくれること。そうして、次の試合に向かってもらう。それが究極のレフェリング」
【バスケットボール】加藤誉樹
「同じ時間帯、同じ選手同士、同じく得点差、同じ会場では二度と起こらない。二度と起きないプレーを正しく判定し、正しく試合を進めていくために、何に着目してどう取り組んでいくか」
【テニス】辻村美和
「打たれ強いという意味では、鈍感さは必要。しかし鈍感であると、同じ過ちを繰り返してしまう恐れがある」
【バレーボール】村中 伸
「試合までの過ごし方が何よりも大事で、準備をしっかりしておけば、ストレスやプレッシャーを感じることもない」
【高校野球】西貝雅裕
「選手がプレーをしてくれるから、我々はジャッジができていろいろと勉強になる。選手が全力でやってくれるから、際どいプレーがたくさん出てきて、我々はうまくさせてもらっている」
【目次】
第1章 スポーツにおける審判員の役割
第2章 審判員に求められるメンタルスキル
第3章 メンタルスキルを身につけるトレーニング
第4章 自分のメンタルスキルを分析しよう