いまの韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史
康熙奉著(カン ヒボン)
新書判 208ページ
2018年11月02日発売
価格 990円(税込)
ISBN 978-4-408-33829-3
品切
第三次韓流ブームを牽引する、韓国時代劇
女性ファンが中心だったこれまでと異なり、多くの男性ファンを虜にしています。
「ファクション」と呼ばれる、虚実を巧みに混ぜたドラマをより楽しむためには、
朝鮮王朝の歴史を知っていたほうが絶対に楽しい。
あのドラマで描かれたあの人は、このドラマではどう描かれるのか?
そして、史実ではどういう人物だったのか?
魅力的な人物、総登場です!
【おもな内容】
第1章 韓国時代劇の人気作品で一挙に把握!朝鮮王朝の歴史とエピソード
・『オクニョ』は『チャングム』に続く時代を描いている
・イケメンの世継ぎが奮闘する『雲が描いた月明り』
・国王と世子の対立をミステリアスに描く『秘密の扉』
・わずか1週間の王妃だった歴史を取り上げた『七日の王妃』
・王女の視線で2人の国王を対照的に描いた『華政』
第2章 韓国時代劇を見るときに必読!「朝鮮王朝の歴史/簡潔編」
朝鮮王朝とはどういう王朝なのか/歴史/「読める年表」
第3章 朝鮮王朝をより深く知るための重要な歴史知識
・世子と世子嬪は未来の国王夫婦だ
・女官と側室の世界には厳しい掟があった
・朝鮮王朝の官僚組織の仕組みを見てみる
・国王にピタリと付き添っているのが内侍府の内官だ
第4章 これが韓国時代劇の主人公たちの実像!
・『雲が描いた月明り』早世した孝明世子の人生
・『七日の王妃』51年間も元王妃として生き続けた端敬王后
・『ファン・ジニ』朝鮮王朝随一の才女だった黄真伊
・『師任堂』韓国の最高紙幣の肖像画になった申師任堂
・『トンイ』正体不明ながら国王の母になった淑嬪・崔氏
第5章 韓国時代劇の最強ネタは「朝鮮王朝三大悪女」!
・朝鮮王朝の三大悪女とは?
・暴君をそそのかして国庫を空にした張緑水
・韓国時代劇の最強ヒロインに君臨する張禧嬪
・朝鮮王朝には「裏の三大悪女」もいた!
第6章 朝鮮王朝を揺るがせた重大事件の張本人
・太宗/次の国王であった異母弟を殺した強腕の王子
・光海君/廃位となったが政治的には名君だった
・仁祖/どう考えても国王になってはいけない男
・英祖と思悼世子/悲劇の餓死事件はなぜ起こったのか
〔巻末資料〕
・朝鮮王朝の歴代国王
・朝鮮王朝の歴代王妃
・日本語の音読みで順に並べた重要人物事典