JR大阪環状線沿線の不思議と謎
小林克己監修(コバヤシ カツミ)
新書判 192ページ
2018年11月02日発売
価格 1,045円(税込)
ISBN 978-4-408-33828-6
在庫あり
乗って、降りて、歩いて楽しめる大阪環状線の本!
大阪市の中心部をグルリと周って走り続ける、全国でも希有な鉄道路線が大阪環状線。
東京の山手線と異なり、さまざまな運転系統が乗り入れるために、
よそ者にとってはちょっと複雑、そして鉄道ファンにとっては興味津々。
一部区間の歴史は古くても、実は完成は比較的新しく、全通したのは昭和30年代。
官民5路線が合体してできたという複雑な歴史の積み重ねが、
路線を、駅を、沿線を、面白くしてくれます。
乗って、降りて、歩いて楽しめる大阪環状線の本!
【主な内容】
●大阪環状線 全19駅完全案内
●第1章 大阪都心部をぐるっと一周! 環状線の素顔に迫る
「環状線」といいながら正式には一周していないってホント?
苦節66年! 完成まで長く費やした敷設史をイッキ読み!
環状運転ではなく、逆「の」の字運転だった謎の3年間
環状線を一周すると、いったい運賃はいくらかかるのか?
●第2章 途中下車してみたくなる!環状線・駅のおもしろエピソード
大阪駅ホームの西端に立つ謎の白い小屋の正体
天王寺の駅ビルのなかになぜか南海グループの店舗がある
寺田町駅のホームの壁に古ぼけた駅名標があるのはなぜ?
駅? 店舗? 改札を出たら書店に迷いこむ鶴橋駅の怪
京橋駅ホームの石積みが、上下線で色が異なる理由とは?
●第3章 意外な見どころ大発見!沿線マル秘スポット探索
梅田の北側にある道路脇の鉄橋は、ニッポン最古!
京セラドームで禁止されている意外なコト
扇町公園にあるベンチは、ここが世界一広いプールだった証し
京阪が通っていないのに、桜ノ宮駅に「京阪電鉄乗越橋」を発見
●第4章 沿線文化を深く掘り下げる!環状線沿線・街の履歴書
大川上流で行なう天神祭の船渡御 もとは下流側の行事だった!
今宮戎の後ろから参る習慣は、もともと社殿が後ろ向きだったから
玉造でしか採れない超貴重なご当地名物・玉造黒門越瓜とは?
約270万人いる大阪市民 その第一号がなんと森ノ宮にいる!?
●第5章 知れば知るほど面白い!駅名・地名のミステリー
桃谷駅はかつて桃「山」駅だったのに、なぜ「谷」に改称したのか?
「天王寺駅」と「大阪阿部野橋駅」 同じ場所なのになぜ違う?
駅も神社の場所もバラバラ いったい「天満」はどこを指す?
(ほか多数)