江戸・東京色街入門
八木澤高明著(ヤギサワ タカアキ)
新書判 208ページ
2018年09月06日発売
価格 990円(税込)
ISBN 978-4-408-33818-7
在庫あり
そこに色街ができた理由、辿った歴史はそれぞれ。
吉原・洲崎、池袋・新宿・立川…
そこに色街ができた理由、辿った歴史はそれぞれ。
実態は、公的記録に残ることが少なく、
また、地元でも取り立てて主張することはほとんどなかった。
それが、いまでは「歴史」になったのか、
かつて赤線だったことをウリにする飲食店も出てきた。
売防法完全施行から60年。当時を知る人も少なくなった。
しかし、いまなお街中には当時の建物が残り、区画が残り、残り香がある。
本書は、具体的にどのエリアが該当するかを地図で示し、
世界各地の色街を見てきた著者が俯瞰し、平易に解説する。
東京都心から近郊まで、訪ねて話を聞いた31エリア。
鎌倉河岸/吉原/浅草/上野/根津/深川・洲崎/錦糸町/神田・秋葉原/
北千住/亀戸/玉の井・鳩の街/亀有/小岩・新小岩/尾久/赤羽・板橋/
池袋/新宿/大久保/渋谷/有楽町・皇居前/銀座/三鷹/調布/府中/
立川/八王子/品川/大森/武蔵新田/町田