泣ける会議 部下が活躍できる職場にするマザーリングマネジメント
金子祐子著(カネコ ユウコ)
四六判 208ページ
2017年07月07日発売
価格 1,650円(税込)
ISBN 978-4-408-33726-5
在庫あり
奇跡の人材育成術を紹介
宿泊客のリピート率60%以上、
平均稼働率90%で増収増益を続けるビジネスホテル『ホテルグリーンコア』。
そこで実践されている奇跡の人材育成術「マザーリングマネジメント」。
部下やスタッフの悩み、仕事、家庭などとことん話し合い、時に大笑いし、涙する。
部下に対する「見守る」「傾聴」「ストローク」の3ステップを実践することで、
自発的に動く社員を育てる。
「AND思考」「安心・安全な職場」「自発性スイッチ」「思い込みの谷」
「どうせコミュニケーション」「クリアリング」「思い込み発見チャート」
「カキタテ・ストーリー」など、活気ある職場環境をつくる考えや手法が満載の一冊
第1章 マザーリングマネジメントが生まれた理由
・笑いと涙が生まれるミーティング
・「決議」ではなく「語り合う」ことが目的
・あなたの会社では、こんなことが起こっていませんか?
・私が経験した地獄の1年
・耐震偽装問題とスタッフの不正発覚
・コーヒーマシンの変 ~自発的に動くと結果が気になる~
・部下と闘い続ける上司の矛盾
・「分かった?」「分かりました」の無限ループ
・人がかったるそうに働く職場に、未来はない
・上司のマザーリングで、部下の自発性を促す
・部下が責任を喜んで取り合う職場
・ミーティングを業務の最優先に
第2章 マザーリングマネジメント概要 自発性のスイッチは本人しか入れられない
・「仕事が面白いなんて、今まで知らなかった」
・「自発的に働け」という業務命令に効果がない理由
・マザーリングのポイント ~見守る・傾聴・ストローク~
・見守る手は放すが、目は離さないで観察する
・傾聴相手が「話を聞いてもらっている」と感じられる状態を作り出す
・ストローク存在を認める働きかけ
・部下の成長と脳科学~人材育成は子育てと同じ~
・何を考えているか分からない人と働くと、人は不安になる
・「言い方を変えてくれないのなら僕は会社を辞めます」
・人をあきらめない ~「世界に一つだけの花」という刷り込み~
第3章 マザーリングの発動
Step1組織の成長を促すコミュニケーション 思い込みの谷からの脱出
・「働きやすさ」と「働きがい」の違い
・組織の成長と、人間関係の質はつながっている
・「ワーク・ライフ・バランス」と「公私混同」の悲しいカン違い
・「……残業代はもらえるのですか?」
・「思い込みの谷」から生まれる「どうせコミュニケーション」
・「どうせコミュニケーション」の糸をほぐすツール
・クリアリングの効用1 ~思考を一旦クリアにする~
・クリアリングの効用2 ~ともに働く相手を知る~
・クリアリングの効用3 ~みんながこの場に責任を持つ~
・有益な会議のコツは「犯人捜し」をしないこと
・思い込みを自ら発見するための有効ツール
・「思い込み発見チャート」を使って部下の問題解決をサポート
・こうあって欲しい!という「新仮説」から行動を変える
・欲しい未来は、自分の「認知」で創り出せる
・「組織力」が今後の明暗を分ける
・自分が変われば、相手も変わる
・章末付録「思い込み発見チャート」
第4章 マザーリングの発動
Step2上司の無意識的行動を制御する 「任せる」のコツ
・「くれれば攻撃」の土俵から降りてラクになる
・「任せる」コツを知り、部下に対する余計なストレスをなくす
・「マザーリングマネジメント実践チャート」で上司の自動反応を止める
・日常で使える「見守る・傾聴・ストローク」
・ポイントは「想定外を楽しむ」
・自分の「正しさ」を脇に置く
・自分のカン違いに気づける「ストレングス・ファインダーⓇ」
・威圧的な「オレ様」から、かわいい「オレ様」へ
・手の内なんか、明かしてしまえ!
・おもてなしの虎の巻「カキタテ・ストーリー」
・一緒に働く仲間の「思い」を知れるメリット
・変容のカギは上司自身にある
第5章 マザーリングの発動
Step3変容は連鎖していく 「泣ける会議」ができるまで
・「笑いたくないときには、笑えません」
・自分の行動は、誰かの人生と必ず響き合っている
・仕事とプライベートは繋がっている
・「あなたらしくなくて、可愛くないよ」
・「泣ける会議」が生まれる瞬間
・本気で働くから、本気でやりたいことが見つかる
・起きてもいないことを想像して行動を止めるのは美しくない
・一生懸命働くとはどういうことか