あなたの「理系力」が試される! ほんとうに使える数学 レベルアップ編
芳沢光雄著(ヨシザワ ミツオ)
新書判 224ページ
2014年11月06日発売
価格 880円(税込)
ISBN 978-4-408-33521-6
在庫あり
「覚えて」解くのではなく、「イメージして」解く!
すべての「数学好き」に贈る至福の書
20年間にわたり、全国のべ400ヵ所以上で小・中・高校の出前授業や講演会を実践してきた著者が贈る、生きた題材で学ぶ数学の集大成『ほんとうに使える数学』全2冊のレベルアップ編。前作の基礎編は、Amazonの数学一般書カテゴリーで1位(8月期)になるなど圧倒的な支持を集め、現在も売れ行き好調。
本作【レベルアップ編】は、理系の読者、上級の数学愛好家も楽しめる発展的な内容となっている。生徒が数学好きになる大きな要因のひとつに、「数学の魅力を伝える能力をもった先生に教わること」が挙げられているが、単なる「提唱」に終わることなく、数学教育活動を「実践」してきた著者だからこそ伝えることができる「数学の魅力」を十分に堪能してほしい。
■第1章 「構造」の発想【代数編】
●偶数か奇数が決定する楽しい話題
●整数計画問題にも目を向けよう
●教育的効果が大きかった旧ISBN番号
●都会 vs. 田舎
■第2章 「変化」の発想【解析編】
●投資の学びで必須となった「コール」と「プット」
●ワールドシリーズより地区シリーズが怖い大リーグ最強チーム監督の心理
●この選択はどちらが得か?
●微積分の感覚が問われるとき
■第3章 「図形」の発想【幾何編】
●飲み会でウケる名刺手品
●2枚の地図の不動点
●長方形を見て「黄金比で美しい」という感覚
●円の面積公式における循環論法
■第4章 「論理」の発想
●6人寄れば「グラフ」の知恵
●数学的帰納法とオモリの問題
●数学科の学生に「ズルい!」と怒られた論理の話
●大きい順に並べ替える方法
■第5章 「確率・統計」の発想
●多人数から公平に1人を素早く選ぶ方法
●野球と将棋が教えるデータ数の意義
●偶然性のゲームと策略のゲーム
●競馬の予想屋さんの確率