教科書では教えてくれない!ほんとうに使える数学 基礎編 生きた題材で学ぶ数学
芳沢光雄著(ヨシザワ ミツオ)
新書判 192ページ
2014年07月31日発売
価格 880円(税込)
ISBN 978-4-408-33513-1
品切
こんな教科書だったら、きっと数学が好きになる!
本務校である大学の授業のほかに、全国各地での「出前授業」や講演を精力的に行なう著者が贈る、数学伝道20年間の集大成! 「生きた題材」で学べば、数学がこれほどまでに楽しく、かつイメージできるものになるということを、ぜひ実感してください!
■第1章 ここまで解ける「基本」のスゴさ!【算数編】
●「知り合い」の「知り合い」の「知り合い」で国民の過半数を超える
●理科は単位を書き、数学は単位を書かないことの是非
●簡単に見破れるお釣りのごまかし
●腕時計一つで測る列車速度
●花火大会の花火までの距離
●忍者の屋敷は算数屋敷!?
●教育機関にとって大迷惑な月曜の祝日とその対策
●消費税や預貯金で大切な端数計算
●大多数の大人が間違える割り算の余り
●視覚と数の感覚にあるズレ
●欠陥問題がいろいろある中学入試算数問題
●小学生でも解ける教員採用試験の図形マークシート問題
■第2章 仕組みがわかれば楽しい!【代数編】
●昔からあった特殊な2桁同士の掛け算暗算法
●宇宙人との会話は素数が一番
●出前授業で受ける誕生日当てクイズ
●あみだくじの仕組み方とその応用
■第3章 変化を見抜こう!【解析編】
●5万円を1週間借りて「コーヒー1杯のお利息」は安いか
●闇金に怒って新宿警察署で数学を力説
●2006年の「いざなぎ景気超え」のニュースにある間違い
●物理公式が当てはまらないネコの落下
■第4章 カタチあってのモノだね!【図形編】
●UFOキャッチャーの極意にある本質
●別れて歩いていく人が急に小さく見える理由
●富士見町から富士山は見えるのか
●グラスに入った丸氷から連想するアルキメデス
●丸太の積み方から連想する缶ビールの詰め方
■第5章 論理は理屈よりオトナ?【論理力編】
●「ゆとり教育」を止めさせたドミノとティッシュ
●「世間をお騒がせして申し訳ない」は必要条件を述べただけ
●犬に算数を教えることが人生最大の夢
●マークシート問題の裏技は論理的に正しいか
■第6章 人のココロも読める?【確率・統計編】
●確率的なトリック
●ギャンブルの心理
●ナンバーズ4宝くじからわかる人間の癖
●なぜ「じゃんけん」にこだわったのか
●AKBじゃんけん大会で学ぶ確率