子どもたちはなぜ、9歳で成長が止まるのか 日本の「男性社会」が子どもをダメにした!?
三沢直子著(ミサワ ナオコ)
四六判上製 260ページ
2004年09月09日発売
価格 1,650円(税込)
ISBN 978-4-408-32243-8
在庫なし
子どもたちの犯罪、親による虐待事件が後を絶たない。今、日本の社会で何が起きているというのか!? 心理カウンセラーとして、多くの患者、家族、子どもたちと向き合ってきた著者は、すべての問題は、日本の「男性社会」「子育て」に帰結すると指摘。著者が行なった描画心理テストによれば、最近の小学生の心の成長は9歳で停止する傾向がうかがえるという。それは「9歳レベル」の大人が増えているということでもある。家の存在感が希薄になる一方で、攻撃的な絵を描く子どもも急増している。では、どうすれば、子どもたちを救出できるのか。家族を立て直すことができるのか。著者は根本的な解決策をいくつか提言する。