浅見光彦ミステリースペシャル(25) 「坊っちゃん殺人事件」「美濃路殺人事件」
内田康夫原作(ウチダ ヤスオ)
鞠之子作画(キノコ )
稜敦水作画(リョウ アツミ)
410ページ
2016年11月24日発売
価格 631円(税込)
ISBN 978-4-408-17575-1
在庫なし
人間模様の狭間に覗く、深遠な謎を解き明かせ!
テレビドラマでも不動の人気を誇る、内田康夫の小説「浅見光彦シリーズ」を、
完全コミカライズした探偵ミステリー第25弾。
フリーのルポライター・浅見光彦が、日本各地で巻き起こる事件を解決!
鮮やかな推理劇を、美しい日本の景色とともにお楽しみいただけます。
新作描き下ろし作品『坊っちゃん殺人事件』(作画:鞠之子)は、
2017年に生誕150周年を迎える文豪・夏目漱石の名作文学にちなんだ1本。
愛媛県を舞台に繰り広げられる、謎とスリルと旅情に満ちたストーリーを、
200ページの長編でお送りします!
また、光彦が和紙の里・岐阜県美濃市から山形県へと駆ける長編
『美濃路殺人事件』(作画:稜敦水)もあわせて収録。
もちろんオール読みきり!
計400ページ超、ボリュームたっぷり・読み応え満点の1冊です!
■坊っちゃん殺人事件 作画:鞠之子
様々な「人」の真意がカギを握る!
正岡子規、種田山頭火、そして夏目漱石――。
ゆかりの文人たちの足跡をたどる取材記事を書くという名目のもと、
瀬戸内から愛媛・松山へと旅に出た光彦は、
その道中で、『坊っちゃん』の登場人物“マドンナ”を彷彿とさせる美女に遭遇。
何かを予感しつつ取材旅行を続ける光彦だが、
その後“マドンナ”が他殺体となって発見されるに際し、
なんと彼女の殺害容疑をかけられてしまう。
新たに起こった事件への関係をも疑われ、警察からマークされる中、
個性豊かな人物たちとの触れ合いから、
2つの事件を解決に導こうと推理を働かせるのだが……。
伝統と文学が薫る、“坊っちゃん”名探偵の推理行!
■美濃路殺人事件 作画:稜敦水
真実を求め、美濃から蔵王へ…
愛知県犬山市の明治村で、男性の死体が発見された。
和紙の里・美濃を取材中だった光彦は、その男性が、
数日前に報道された宝石商失踪事件の関係者であったことに気づく。
興味を覚えた光彦は、2つの事件の真相を解明すべく奔走するが――?