「浅見光彦ミステリースペシャル(23)」書影

浅見光彦ミステリースペシャル(23) 「汚れちまった道」「讃岐路殺人事件」

内田康夫原作(ウチダ ヤスオ)

苑場凌作画(ソノバ リョウ)

太田美香作画(オオタ ミカ)

B6判 420ページ

2015年11月28日発売

価格 631円(税込)

ISBN 978-4-408-17550-8

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こつ然と消えた、証拠の糸口をつかむ旅へ……

テレビドラマでも不動の人気を誇る、内田康夫の小説「浅見光彦シリーズ」を、完全コミカライズした旅情推理探偵ミステリー第23弾。
フリーのルポライター・浅見光彦が、日本各地で巻き起こる事件と犯人を目の前に、明敏な頭脳で推理する! 旅情感あふれる美しい日本の景色とともに楽しめるミステリー。

今号は、原作の内田康夫が手がけた渾身の超大作『ヤマグチ・クロス』の内一作「汚れちまった道」(作画:苑場凌)を250pの大長編で一挙に初コミカライズ! 光彦と友人の松田が、思いもよらない事件に巻きこまれながらも、爽快な推理力を発揮し事件を解決へと導いてゆくさまを描きます!!
ほか、「讃岐路殺人事件」を原作に150pの長編を、こちらも完全新作描き下ろしで収録。出会ったことのない感動と高揚を味わえる読み切り、計2本を収録!

汚れちまった道 作画:苑場凌
友情タッグで難事件に挑む!
失踪した記者の足跡を追い、山口県へと向かった光彦は、中原中也の詩になぞらえた遺書など、数々の不審な謎に直面する。そして同じ山口にお見合いのために来ていたはずの友人・松田から、なぜか助けを求める報せが届く。山口県を舞台に、交差していく二つの物語(「汚れちまった道」「萩殺人事件」)を描いた超大作「ヤマグチ・クロス」作品、二号連続掲載の第一弾!

讃岐路殺人事件 作画:太田美香
被害者は、姿を消した加害者!?
四国の霊場巡りに出かけていた母・雪江が交通事故で記憶喪失に!? 数日後、その事故の相手の女性が自殺したと聞き、光彦は調査へと向かうことに。しかし、謎の手掛かりを掴んだそばから、関係者たちが次々と姿を消していき…。男のダイイングメッセージ「ウラシマタロウノ ホコ」に隠された、事件解決の糸口を追う!