浅見光彦ミステリースペシャル(22)
内田康夫原作(ウチダ ヤスオ)
たのまゆうむ作画(タノマ ユウム)
中西ゆか作画(ナカニシ ユカ)
大竹とも作画(オオタケ トモ)
B6判 420ページ
2015年09月29日発売
価格 631円(税込)
ISBN 978-4-408-17545-4
在庫なし
浮かび上がる真相が、新たな謎へと君を誘う……
テレビドラマでも不動の人気を誇る、内田康夫の小説「浅見光彦シリーズ」を、完全コミカライズした旅情推理探偵ミステリー第22弾。
フリーのルポライター・浅見光彦が、日本各地で巻き起こる事件と犯人、時に某小説家先生の無茶なリクエストに応えながらも名コンビぶりを発揮し、明敏な頭脳で推理する! 旅情感あふれる美しい日本の景色とともに楽しめるミステリー。長編2作と短編1本を原作に、完全新作描き下ろしで読み切り3本収録!
■風の盆幻想 作画:たのまゆうむ
胡弓の音色に包まれる「おわら」に散った恋慕
八尾で行われる風の盆祭りを目前に控えた夏の夜、老舗旅館の若旦那が殺された。幽玄な唄と踊りが魅了する街で、正体不明の男と女の影を追う! 富山と飛騨高山をつなぐ、光彦と軽井沢のセンセのコンビの推理行。
■琥珀の道殺人事件 作画:中西ゆか
三陸の海に沈んだトリックをあばく!
通り魔事件の被害者・滝子の部屋には、謎の男が写った集合写真が残されていた。久慈から信濃、そして奈良まで続くいにしえの時代に刻まれた琥珀街道をたどり、光彦が情念の渦巻く謎を紐解いていく。
■他殺の効用 作画:大竹とも
“自殺”の裏に見え隠れする真犯人を追え!
マンションの浴室で息絶えた社長の死には、殺人の証拠を隠すような痕跡が…!? 大胆なトリックと繊細な心の機微に翻弄されながら、光彦が“本当の死因”をさぐるべく隠ぺいの真実に迫る!