妖 – 呪いの事件簿 –
山本まゆり作画(ヤマモト マユリ)
三原千恵利作画(ミハラ チエリ)
B6判 460ページ
2015年06月09日発売
価格 612円(税込)
ISBN 978-4-408-17537-9
在庫なし
恐怖と不思議のホラーコミック
たとえ姿は見えなくても、呪いの念に満ちたまがまがしい気配を放ち、その未知なる力が人間たちを畏怖と恐怖の絶望へといざなっていく…。そんなもののけと、人智の及ばない世界に生きる者たちを描いたホラーストーリー集。
高校生霊能者が活躍する山本まゆりの『霊能者緒方克巳シリーズ』、三原千恵利の大人気『横浜神仙物語シリーズ』の源流となる薬仙と龍王の息子たちの物語ほか、迫力の妖(あやかし)たちの響宴が、あなたの心を震わせる!
■山本まゆり『霊能者緒方克巳シリーズ』「甦る魔女たち」
「拷問展」を訪れた克巳。そこに展示された本物の器具には、魔女狩りで処刑されたたくさんの怨霊が取り憑いていた…! 敵、そして仲間を集め、復讐の魔女たちが動き出す!
■三原千恵利 2本立て「薬仙の龍」「髑髏紳士」
●薬仙の龍
人間界に降りた薬仙の風巳青蘭のもとに、玉石を探しに訪ねた龍樹。
情報を追って訪れた店は、邪悪に満ちた巣窟で…。
●「髑髏紳士」
小学生陰陽師の霧島草太の前に現れたのは、記憶を失くした動くガイコツだった!?
“ミスターA”と名乗るその正体は…。
■北川怜子「アレクセンシア」
大流行の健康食品「アレクセンシア」に襲われる!! 緊迫のパンデミックホラー。
■瀬口恵子「蟷螂館の惨劇」
亜矢香の身体に刻まれた、呪いの蟷螂(かまきり)の紋章(クレスト)が、新たな惨劇を生む。
■黒川晋「夜の人形つかい」「まよいの駅」
人形をお供に浄霊に挑む霊能中学生。恐怖を優しさが包む、感動ホラー2本立て。
■紫垣まゆみ「人死にの家」
気軽に受けたアルバイトは、恐怖の一夜の始まりだった。
■かずはしとも「キジムナー」
戦時中の沖縄で、ガジマルの木に棲みついた赤毛の妖怪がいた。