「マンサンQコミックス 黒い太陽(上)」書影

マンサンQコミックス 黒い太陽(上)

新堂冬樹(シンドウ フユキ)

笠原倫(カサハラ リン)

B6判 550ページ

2014年05月29日発売

価格 713円(税込)

ISBN 978-4-408-17499-0

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鬼才・新堂冬樹が風俗界の闇を描いた傑作小説をコミック化!

カネ、女、欲望、野心、嫉妬、愛憎、虚と実、光と闇……花畑のような美しいホールには、いくつものせめぎ合いがある。キャバクラ……そこは紛れもない戦場だった!

キャバクラ・ミントキャンディで働く新米ホールの立花篤。彼は父の入院費を稼ぐため、嫌悪する水商売の世界に身を投じていた。そこで彼の運命を変える人間と出会うことになる。ひとりは風俗王として名をはせる社長の藤堂。そして店のナンバー1キャスト・千鶴。立花は藤堂に才能を見込まれ、入店わずか3週間でホール長に昇任した。藤堂いわく「本人の意思とは関係なく、夜の世界でしか生きていけない者がいる…」と。最初は戸惑いを禁じ得ない立花だったが、藤堂の見込みどおり、たちまち才能を発揮。周囲の激しい嫉妬やいやがらせ、妨害と戦いながらも、夜の世界で登りつめる決心をする。それは、密かに思いを寄せる千鶴のためでもあった。しかし……立花は千鶴についての衝撃の事実を知ることになり……!?