「蒼太の包丁(39)」書影

蒼太の包丁(39)

本庄敬(ホンジョウ ケイ)

末田雄一郎(スエダ ユウイチロウ)

B6判 230ページ

2013年09月28日発売

価格 628円(税込)

ISBN 978-4-408-17464-8

品切

オンライン書店で購入する

銀座・板前修業日記

毎年春になると『富み久』に美味しい山菜を届けてくれる「山のおばあちゃん」が、施設に入ったという報せが。心配した蒼太や雅美は山梨までお見舞いに行き、自分たちが山菜を採れないかと、おばあちゃんに相談する。二人の孫を案内役にして野山へ分け入り、ゼンマイやワラビ、タラノメなどを見つけた蒼太が、お礼に作ってみせた料理とは…?

そして、銀座の再開発をめぐり『富み久』の立ち退き問題を憂慮した元外務大臣・曽根川がついに動く!! 蒼太に弁当を作らせ、建設会社の会長を呼んで会食。プロジェクトの再考を求めるが、その結果ははたして!?
また、旭川から出て来た青年・乙部くんの両親が急遽上京。『富み久』の面々や『みなと』のツヤさんにも挨拶し、ひと時の再会を果たした親子だったが、一人息子に対する想いに、乙部は…!! 『富み久』の今後に対する、若女将・さつきと親方の考えの違いも見え始め、ますます目が離せない人情グルメコミック。