熊本「地理・地名・地図」の謎 意外と知らない熊本県の歴史を読み解く!
鈴木康夫監修(スズキ ヤスオ)
新書判 192ページ
2015年01月24日発売
価格 880円(税込)
ISBN 978-4-408-11119-3
品切
肥後もっこすも唸る、熊本うんちく!
くまモンブームで、観光客が増えた熊本県。しかし、熊本にはまだまだ地元の人も驚く名所や名物、史跡がある。本書は地理や地名、地図から見えるその県の意外な歴史と真実! 熊本県の魅力が深まる知的ガイドブック! 観光するだけではわからない雑学ネタ満載。
「九州新幹線開業による熊本県のあせりが「くまモン」を生み出した!」「熊本市内に複数ある宮本武蔵の墓…どれが本物!?」といった歴史から、「八代海だけで見られる神秘な現象「不知火」」「阿蘇山はどのように形成されたのか」などの地理、そして「なぜ熊本は「火の国」と呼ばれたのか」「日本一長い駅名は南阿蘇村にある!」などの地名雑学まで、熊本県の謎がわかる納得の一冊!
■第一章 どうしてそうなる? 熊本の地図と道路は謎だらけ
●加藤清正が「隈本城」を「熊本城」と改めたのはなぜ?
●海に向かうわけではないのになぜ「浜線」?
●「阿蘇」の由来はインド仏教の神・阿修羅? など
■第二章 肥後気質を育んだ風土の謎
●八代由来の「ヤツシロソウ」、現在は八代市に生息していない!
●300年以上にも及ぶ干拓を経て、海から陸地へと変貌を遂げた旧横島町
●熊本の水道水は、なんと100パーセント地下水! など
■第三章 熊本のルーツが見えてくる歴史旅に出よう
●明治時代、御船に2日だけ県庁が存在した!?
●県北部に位置するのにどうして「南関」?
●「球磨川」は「九萬川」だった!? など
■第四章 一度は行ってみたい! 隠れ名所ガイド
●現在も使われている日本最古の上水道「轟泉水道」
●山鹿市三玉にある不動岩はなんと5億年以上前にできた!
●えっ!? こんなところに神社が! 長屋の奥にひっそりと鎮座する白梅八幡宮 など
■第五章 名物・史跡を形作った熊本県の大自然
●高森地区の地名に残る神の足跡
●村人が困り果てたから「当惑谷」
●菊陽町の「鼻ぐり」、なぜわざわざ岩をくり貫いてトンネル状にしたの? など