群馬「地理・地名・地図」の謎 意外と知らない群馬県の歴史を読み解く!
手島仁監修(テシマ ヒトシ)
新書判 192ページ
2014年08月29日発売
価格 880円(税込)
ISBN 978-4-408-11087-5
品切
話題の「グンマー」がもっと好きになる!
富岡製糸場が世界遺産に認定され、観光客が増えた群馬県。しかし、群馬にはまだまだ地元の人も驚く名所や名物、史跡がある。本書は地理や地名、地図から見えるその県の意外な歴史と真実! 群馬県の魅力が深まる知的ガイドブック! 観光するだけではわからない雑学ネタ満載。「日光東照宮の奥社は群馬県にある」「大坂城落城のあと、淀殿は群馬に落ちのびていた?」といった歴史から、「海抜1500メートルに湿原がある尾瀬の謎」「上州名物からっ風が起きるメカニズム」などの地理、そして「草津の地名の由来は『くさい水』」「古き地名『上毛』のルーツとは?」などの地名雑学まで、群馬県の謎がわかる納得の一冊!
■第一章 どうしてそうなる? 群馬の地図と道路は謎だらけ
●群馬県が東国で断トツの古墳数を誇るのはなぜか?
●「船の渡し」が埼玉県と群馬県を結ぶ公道になっている!?
●県内に雷神を祀る神社がやたらと多いのはなぜ? など
■第二章 上州人気質を育んだ風土の謎
●大阪人を圧倒する群馬に根づく「粉モン文化」
●県内の公立高校に男女別学が多いのにはワケがある
●県民の魂「上毛かるた」はいつ誰がどのように作ったのか など
■第三章 上毛のルーツが見えてくる歴史旅に出よう
●じつは「群馬県」は一度消滅していた!?
●明治時代、群馬県を首都にする計画があった!
●群馬県に「御巣鷹山」が三〇ヵ所以上もある理由 など
■第四章 一度は行ってみたい! 隠れ名所ガイド
●海のない群馬県に「竜宮城」があるってどういうこと?
●赤穂藩の家老・大野九郎兵衛の墓が、なぜ上州にあるのか?
●県立公園「群馬の森」の土塁はダイナマイトの防衛手段!? など
■第五章 名物・史跡を形作った群馬県の大自然
●上州名物「からっ風」、どうして強い風が吹き荒れる?
●エメラルドグリーンに輝く神秘的な湖に魚が棲めないワケ
●なぜ海抜一五〇〇メートルに湿原が?尾瀬形成の謎 など
■第六章 伝説や地形から読み解く地名の由来
●「上毛かるた」「上毛新聞」……古き地名「上毛」のルーツを追う
●「毒島」というおどろおどろしい地名は、後世への戒めから?
●県内にやたらと多い「東」は、日本神話がルーツ など