新書版 誰が「地球経済」を殺すのか 真相を読み解く7つのキーワード
浜矩子著(ハマ ノリコ)
新書判 264ページ
2013年12月17日発売
価格 838円(税込)
ISBN 978-4-408-11032-5
在庫なし
経済は極上のミステリー。
真犯人がわかれば、通貨も未来も先読みできる。
グローバル化という言葉が使われ始めてから今日までの20年間を通じて、アジア通貨危機、サブプライム・ショック、リーマン・ショック、そして国々の財政破綻ショックなど、我々の経済活動は多くの混乱に直面してきた。混迷は今なお続き、地球経済は実のところ瀕死の状態にある。地球経済の息の根を止めてしまう殺し屋はいったいだれなのか。
“闘うエコノミスト”が、「ドラマ」「人」「数字」「座標軸」「反対」「歴史」「言葉」という7つのツールを駆使して、深い洞察とともに論考する刺激的な1冊。未来を先読みしたい、経済学に触れてみたい、仕事や投資に経済を活かしたい……そんなすべての方におすすめ!
※本書は2011年9月に刊行の書籍『誰が「地球経済」を殺すのか』を
新規情報を交えて大幅加筆、新書版として発行するものです。
【項目】
●経済の転換点に生まれる犠牲者
●GDP統計のトリックを見破れ
●小説を読むように数字をみる
●“達人”は嘘をつかずに本当のことをいわない
●通貨の未来を考える
●日本の「これから」への第二次接近
●崩壊は最弱者への攻勢から始まる
●今こそ「希望のための陰謀」を
【構成】
■第1章 初めに「ドラマ」ありき~経済は人間のリアルな営みそのもの
■第2章「人」をして語らしむる~そのまま受け止めるとともに裏を読め
■第3章「数字」をして語らしむる~数字が語りかける言葉を読み取れ
■第4章「座標軸」を考える 問題点の在りかを整理する
■第5章 これまでと「反対」を考える~推理が行き詰まったときの突破法
■第6章「歴史」を振り返る~遠い未来を見通すためには遠い過去を振り返る
■第7章 終わりに「言葉」ありき~独り歩きする用語に注意